【追悼・久米宏氏】「報道は独立すべき」遺された警告と、高市政権の言論統制への危機感

今から10年前のことです。当時総務相だった高市さんの言葉を忘れはしません。

「放送局が政治的公平性を欠いたと判断される番組を繰り返し放送した場合、電波停止を命じる可能性があります」

そう発言したのです。まるで戦前を思わせるような、国家による報道規制です。

久米宏さんは、その暴言を許せなかったに違いありません。7年前に、NHKの「あさイチ」という番組に出演した際、強い口調でこう語ります。

「政治ニュースとか、社会を伝える、世界情勢を伝える放送局が、その国の国家に人事と予算の首根っこを握られているというのは、絶対的に間違っています。これはあってはいけないことだと思うんですね。先進国にそういうことはあってはいけません。絶対に報道機関は独立していなきゃいけない」

報道の自由度ランキング2025年によると、日本は180カ国中66位。G7では最下位で、国際的にいって、報道の自由度が低い国と見られています。

そうした現状下、高市政権が続くならば、さらに報道の自由が奪われていくことになるでしょう。

戦前の我が国に報道の自由はなく、マスメディアは、国家や軍部のプロパガンダ役を担わされ続けていたのです。これからの我が国が、同じ轍を踏まないとも限りません。

そうならないためにも、今度の衆院選は、非常に重要な選挙となります。絶対に、タカ派的勢力(スパイ防止法制定やインテリジェンス機能の強化を目指す政党)の議席を伸ばすわけにはいきません。

打倒、自民・維新政権‼

国民民主党や参政党・日本保守党の台頭を許すな‼

最後に、久米宏さんのご冥福をお祈りし、合掌。