【もう待ったなし】介護者を支援するための法整備を急げ!

昨日もまた、介護殺人が起きました。

場所は、東京都の町田市。20年以上にわたり介護を担ってきた79歳の息子が、100歳の母親を殺めたというものです。二人暮らしだったようで、「介護に疲れた」というのが、その殺害理由。さらに、調べに対して息子は、「自分の体調がよくなく、今後の介護に対する不安があった」と供述しているそうです。

私自身、この20数年間、福祉の現場に携わってきましたが、日々、目にするのは、追い詰められた人達の姿です。「死にたい」と訴える高齢者や障害者。そして、要介護の身内を抱える介護者も苦悶しています。介護を担った途端、社会との関係が薄れ、「自己責任」という尺度のもと、地域社会から一気に孤立していきます。精神的に疲れ果て、現に、介護殺人の一歩手前という人が大勢いるのです。

この不況下にあって、介護者を取り巻く環境もどんどん悪化しています。この問題をこのまま放置し続けるならば、介護殺人がますます増えていくことになるでしょう。

もう、待ったなしです。介護者を支援するための法整備を急がなくてはなりません。