第221回国会 提出
令和八年六月十九日受領
答弁第一七号
内閣衆質二二一第一七号
令和八年六月十九日
内閣総理大臣 高市早苗
衆議院議長 森 英介 殿
衆議院議員山本ジョージ君提出西サハラに関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員山本ジョージ君提出西サハラに関する質問に対する答弁書
1の1について
お尋ねの「現在の国際情勢において我が国が直面している外交上の最大の「課題」」の具体的に意味するところが必ずしも明らかではなく、また、我が国は御指摘の「西サハラ問題」(以下「西サハラ問題」という。)の当事者ではないことから、お尋ねについてお答えすることは困難であるが、いずれにせよ、参議院議員浜田和幸君提出日本政府の西サハラ問題に対する姿勢に関する質問に対する答弁書(平成26年11月21日内閣参質187第72号)2についてでお答えしたとおり、政府としては、西サハラ問題は、国際連合の枠組みの下、当事者間の交渉により早期に平和裡に解決されることが重要との立場であり、国際連合による仲介努力を支持している。
1の2について
お尋ねの「対応の難しさ」及び「今後の課題」の具体的に意味するところが必ずしも明らかではないが、お尋ねの「多国間枠組みにおけるSADRの扱い」については、それぞれの枠組みにおける個別の会合によって様々であると承知している。
1の1について
お尋ねの「サハラーウィの自決権の行使」の具体的に意味するところが必ずしも明らかではないが、西サハラ問題に関する政府の立場は、一の1についてで述べたとおりであり、国際連合による仲介努力を支持していく。
2の2について
前段のお尋ねについては、お尋ねの「これまで我が国が実施してきた難民支援」及び「これまでの実績」の具体的に指し示す範囲が必ずしも明らかではないため、網羅的にお答えすることは困難であるが、政府としては、例えば、御指摘の「アルジェリアのチンドゥーフ難民キャンプ等」に対し、現地のニーズを踏まえ、国際連合難民高等弁務官事務所を通じ、保健等の分野における支援を実施している。
後段のお尋ねについては、引き続き、現地のニーズを踏まえ、適切な対応を検討していく方針である。
3の1について
お尋ねの「直接的な貢献」の具体的に意味するところが必ずしも明らかではないが、政府としては、御指摘の「MINURSO」に対する「分担金」の拠出に加え、「MINURSO」の活動状況を適切に把握し、その任務を効果的に支援するため、国際連合安全保障理事会(以下「安保理」という。)の会合等の機会を通じ、「MINURSO」の関係者との意思疎通の強化に努めている。
3の2について
政府としては、1の1についてで述べた西サハラ問題に関する政府の立場に基づき、御指摘の「MINURSO」の活動状況を適切に把握し、その任務を効果的に支援するため、「MINURSO」の関係者との意思疎通の強化に引き続き努めていくこととしている。
4について
お尋ねの「直接的・間接的な「対話の仲介者」」の具体的に意味するところが必ずしも明らかではないが、政府としては、御指摘の西サハラ問題の「根本的解決」を促すため、1の1についてで述べた西サハラ問題に関する政府の立場に基づき、安保理の会合等の機会を通じ、国際連合による仲介努力を支持していく。

